某大手ストレスチェック会社様 システムリプレース事例
システム・インフラ事業

某大手ストレスチェック会社様におけるストレスチェックシステムの全面リプレースを実施しました。
アプリケーション開発から動作環境の構築まで、ワンストップで弊社が対応。
アプリケーション部分は自社開発チームが、インフラ部分はインフラチームが担当し、オンプレミス環境からAWSへの移行を成功させました。
システムアーキテクチャ

アプリケーション
ストレスチェックの実施と結果管理を効率化するためのWebアプリケーションです。
利用者向けには直感的で使いやすいインターフェースを提供し、管理者向けには柔軟なレポート機能を備えています。
バックエンド
- 言語: PHP
- フレームワーク: Laravel
- データベース: PostgreSQL
- キャッシュ: Redis
フロントエンド
- 技術: HTML/CSS, JavaScript, Bootstrap
- ランタイム: Node.js
外部サービス連携
メール送信やSMS通知は外部サービスを活用することで、到達率の向上と運用コストの削減を実現しました。
- メール送信: Sendgrid
- SMS通知: Twilio
インフラ構成
AWSのフルマネージドサービスを活用し、シンプルかつ信頼性の高いインフラを実現しました。
使用サービス
- ドメイン管理: Route 53
- アプリケーションサーバ: Amazon ECS
- ロードバランサー: Application Load Balancer (ALB)
- データベース: Amazon Aurora, Amazon ElastiCache
- ストレージ: Amazon S3
- Webアプリケーションファイアウォール: AWS WAF
- CI/CD: AWS CodeBuild
- コンテナ管理: Amazon ECR
- ソースコード管理: GitHub
特徴的な構成
- 冗長化と負荷分散: アプリケーションをAmazon ECSのコンテナ上で動作させ、ALBを活用して冗長化と負荷分散を実現しました。
- 管理機能のセキュリティ強化: 利用者向けと管理者向けのエンドポイントを分離し、管理者機能へのアクセスは拠点間VPN経由に限定しました。
- セキュリティ対策: Amazon WAFを導入し、攻撃からシステムを保護。
- 耐障害性: データベースにAmazon AuroraとElastiCacheを採用し、冗長化構成で可用性を確保。
運用面
GitHubへのソースコードpushをトリガーに、AWS CodeBuildが自動的にコンテナイメージをビルドし、ECRにプッシュするCI/CDパイプラインを構築しました。これにより、運用負荷を大幅に軽減しました。